2019年1月の記事一覧
いいなあ!愛情弁当!!
本日から「福島県立高等学校Ⅰ期選抜試験」が始まりました。多くの生徒が挑戦しているために,今日は3年生だけは弁当持参の日となりました。いつもは全校生が多目的ホールに集まって食べる給食も,3年生は自分たちだけで教室でとりました。(雰囲気が違って,これも楽しそうでした)色とりどりで栄養たっぷり,愛情たっぷりの弁当が勢揃いしていました。その中に,本人もお気に入りで,なおかつ親御さんの遊び心の入った可愛い弁当がありましたので写真を載せさせていただきます(私が覗きに行ったのが遅くて,食べてしまった部分もありましたが,素敵な部分は残っていました)・・・お弁当は作る方も食べる方も楽しめるのは良いことですね。
いよいよ始まる!県立高校受験!!
今年度が現行の入試制度の最終年度です。明日から始まる「県立高等学校Ⅰ期選抜試験」は次年度からはなくなります。最後の年度ということもあって,今年度は例年以上に多くが志願し,倍率も5年ぶりに高くなりました。本校からも多くの生徒が挑戦します。課題として課せられるものは高校でも違いますし,同じ高校でも学科によって違います。挑戦する生徒たちはそれぞれに,自分の課題解決のために努力してきた成果を発揮してくることでしょう。ぜひ目標達成を目指して頑張ってきてほしいものです。
その挑戦者達の姿を応援するべく,3年生教室前に本日掲示されたメッセージは「We are the champions.」です。1人1人がそれぞれの夢を勝ち取ることができますように!!
「租税教室」で税金について学ぶ
本日の5校時目に,第3学年において「租税教室」を行いました。生徒にとって直接自分に関わる「税金」とは「消費税」のことになるようです。しかし,大人になると「所得税」「住民税」「関税」「自動車税」「自動車重量税」「揮発油税」「入湯税」「酒税」「たばこ税」「固定資産税」などなど,様々な場所で様々な形で税金を納入することになりますので,これは他人事ではなくなります。・・・生徒たちにとってもそう遠くなく自分たちで支払わなければならなくなるものですので,しっかりと知っていてほしいという意味や,公民で学ぶ内容として税務署や磐梯町役場税務課の方から話を聴いてほしいという思いで設定してあります。
講義の最初の方でDVDを見ながら,道路が整備されていることの有り難さとそれが税金によって為されていることを知り,教育に莫大な税金が使われていることを知りました。税金についての説明の中で,教育が無償になっていることから「お金がないから教育が受けられない」ということがないということも知りました。また,義務教育の9年間で生徒1人に使われる税金が800万円強であるということを聞いた後,約12人に使われる1億円の札束の重さをそのレプリカを持って感じました。(これは約10㎏の重さがあるそうです。小学生時代にも体験しているようですが,女子はそれを重そうに抱えていました。どこからか「本物がほしい」という声もありました)
また,『公平』ということにも様々な考え方があるということもグループワークとその後の討議を通して学びました。さらには,国税庁のHPに「税のしくみ」というコーナーが設けられていますが,その記述によると,日本の人口は2004年をピークに減少していて,このままですと21世紀半ばには2.5人に1人が65歳以上の高齢者となる【超高齢化社会】になるといわれているそうです。そのうえ,日本の労働力人口は減少してきているとも言います。(労働力人口とは,満15歳以上の働く人の人口のことをいいます)その原因は様々あるわけですが,社会に出る前に,しっかりと学び,考えていかなければならないことだと思いました。
大雪の中でも!!
久しぶりの大雪に町の除雪も間に合わなかったと見えて,「町中の歩道は雪の中を漕いで歩いてきました」と雪まみれになって登校してくる生徒たちでしたが,全員が笑顔だったのが印象的でした。いつも早めに来てくださる用務員さんのお陰で,公民館前から学校に続く歩道は除雪されたところを歩いてくるので,生徒たちは一様にほっとした顔でした。登校途中で雪をかけ合ったりふざけあったりしながらも,危険のないようにお互いに声をかけて登校していました。
ただ,いつも以上に道路が混み合っていたらしくバスも若干遅れ気味でした。そんなときはバスを降りてから急いで学校に向かう生徒の姿に,素直さを感じてほっとします。
天気予報では午後からは雪も止んで曇り,夜中から晴れるようですので,翌朝の路面凍結には十分に注意したいものですね。
栄養指導で「給食の初めて」を学ぶ!
「今まで,最初の給食は1889年に山形県鶴岡市で出されたものだと言われていましたが,実は1806年に会津日新館で出された給食が日本初の給食だということです。」
それまでの通説であった忠愛小学校で,お坊さん達が托鉢等で得た米等で作って,子どもたちに食べさせていた『おにぎり給食』が最初の給食であるというものが覆った瞬間でした。しかも,それが会津日新館であったというのは凄いことです。そのほとんどが米飯と味噌汁で,おかずはほとんど出せなかったとは言うものの,「財政難のために,大人の賃金は削っても子どもの成長に欠かせないごはんは確保する」という精神で出された給食という話は心にずしんと響きました。それがたぶん会津人の精神なのでしょうね。
私も教育に携わる者の端くれとして,そこまで考えてくださっていた先人の思いを受け止めて,しっかりと生徒たちの成長を助けていかなければならないと思いを新たにしたところです。
また,磐梯町で出されている給食は,戦後すぐの給食の主目的の「栄養補給」に,様々な調理による健康な食生活を促進するための工夫もされているというお話に,これからも味付けや調理法を学びながらいただいていこうと思っています。
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