こんなことがありました。

2023年4月の記事一覧

修学旅行12(清水寺 特別な観光)

住職様のお話の後、学芸員の坂井様の案内で、「仏足跡」という部屋を案内していただきました。仏様の足跡が床に描かれており、高さが20mほどの縦長の部屋でした。ここで、祈りをあげながら、散華(ハスの葉の形の紙)を捧げました。

普通なら入ることがなかなかできない部屋なので、貴重な体験でした。そして、貴重な体験はまだ続きました。

一般の人は入ることができないよう柵で仕切られている、重要文化財の「西門」にも入れていただくことができました。

坂井様から説明を受け、昔の人はここから夕陽を眺め、極楽浄土をイメージしていたとのことでした。坂井様のご厚意で、特別な学習を行うことができました。ありがとうございました。

修学旅行11(清水寺 講和)

清水寺に到着し、住職様からお話をいただきました。

清水寺の歴史や、磐梯町の慧日寺とのつながりなどの説明を受けました。

「今年の漢字」でも有名な住職様からは、孔子のお話などもいただき、「黙っているだけではなく、人と言葉を交えて気持ちを通じ合わせていくことが、人間関係や世界平和にもつながる」とお話しいただきました。生徒たちは一生懸命メモを取りながら真剣に話に聞き入ってました。

また、住職さんから一人一人違う直筆のメッセージをいただきました。

お忙しい中、お話をしていただいた住職様にお礼の言葉と会津のお菓子を渡しました。

このような機会があったのも、磐梯町ならではの修学旅行のおかげですね。

修学旅行10(2日目朝食)

修学旅行2日目となりました。本日の京都の予想最高気温は28℃、大阪は26℃となっており、暑い1日が予想されます。

1日元気に過ごすためにも、朝食をしっかりととっています。

2日目は、私服での活動となります。みんなの個性が見える服装でした。

今日は、この後清水寺に向けて出発します。今日も1日、Enjoy & Safely !

 

修学旅行9(ホテル到着)

1日目の活動も終わり、ホテルに到着しました。

雨や暑さも心配されましたが、体調を崩す生徒もなく、夕食もしっかりと食べていました。

最後まで元気いっぱいの3年生でした。明日は、気温が高くなるとの予報。今日はゆっくり休んでほしいものです。明日も最高の一日にしましょう!

修学旅行8(能舞台体験)

京都へ移動し、本日最後の活動は冬青庵能舞台体験です。

一瞬普通の民家のような玄関をくぐって奥へ進んでいくと、そこには立派な舞台がありました。

体験をする人たちは、舞台上は神聖な場所ということで、舞台に上がるために足袋に履き替えます。舞台奥の松の絵にも深い意味があることを知りました。

能は、演じる姿をそのまま見るのではなく、目線や動きなどから状況を想像しながら見るものだと教えていただきました。見る方にも「想像力」が大切になってくるようです。

能で使うお面の紹介、そして衣装の紹介を受けました。衣装については希望者が実際に羽織らせていただきました。衣装はすごく立派なもので、数百万もするとのこと、貴重な体験です。

また、使う楽器についても説明をしていただきました。鼓の横のひも(シラベ)の張り方で音が変わったり、叩く面を見ずに叩くことは、世界的にみても珍しい楽器とのことでした。

こちらも体験させていただきましたが、初めは上手に叩けず苦労していたようです。簡単そうに見えるものでも、やはり練習がたくさん必要なことがわかりました。

次は歩き方の体験です。姿勢や足の運び方など、とても難しく、みんな四苦八苦でした。面をつけると視界も狭まり、歩き方一つでも、奥が深いことがわかりました。

最後に、実際の演じる様子を見せていただきました。これまでに聞いた説明を踏まえながら、想像力をはたらかせて見ると、本当にその様子が浮かんでくるようでした。

わかりやすい説明と実際に体験したことで、能という伝統芸能への見方も大きく変わった体験になりました。本当にありがとうございました。