めざす子ども像、幼小中一貫教育の目標は、出口である磐梯中学校の目標と同じです。この姿を具現化するために、幼小、小中等の連携を図りながら、6つの重点項目に力を入れた教育を推進します。
「ネウボラ」とは、フィンランド語で【相談する場】という意味で、子育ての悩みを持つ親や家族が気軽に相談に行く場所です。フィンランドでのこの支援は、子どもが小学校に入学するまでですが、「磐梯版ネウボラ」は、中学校卒業まで相談・支援体制を継続します。つまり、妊娠から義務教育終了まで、町の全ての子どもを対象にして、一人一人の子どもの成長にしっかりと寄り添うことに特徴があります。その概要を表したものが、この「磐梯町幼・小・中一貫教育とネウボラ構想」です。
幼稚園から小学校へのつなぎを円滑にするためのプランです。就学前に育てたい6つの資質・能力を意識して指導に当たります。そのために幼稚園ではアプローチカリキュラムを、小学校ではスタートカリキュラムを工夫しています。
小学校から中学校へのつなぎを円滑にするためのプランです。同じ中学校に入学する子どもたちなので、めざす子ども像は一小、二小で共通のものです。具体的に育てたい8つの資質・能力を示しています。
私たちの生活は、今ではICT(情報通信技術)やデジタル抜きには成り立ちません。
子どもたちも例外ではなく、GIGAスクール構想による一人一台端末をはじめ、スマホやゲーム等、たくさんのデジタルメディアに取り囲まれています。
デジタル・ネイティブ世代と呼ばれる子供たちが、Society 5.0の社会で活躍していくために、「デジタル技術と積極的に向き合い、デジタル技術の善き使い手となる」ための規範を学ぶ「デジタル・シティズンシップ教育」を推進していきます。
このような時代の変化にあわせて、平成30年に作成した「ばんだいっこのルール」の見直しを図りました。
令和4年12月、磐梯町内の小学5・6年生と磐梯中学校の生徒がワークショップを開催し、話し合いを行って、「ばんだいデジタル宣言」を作成しました。
あわせて、低学年向けの「ばんだいプレデジタル宣言」を作成し、学校や家庭で活用していきます。