こんなことがありました。

視覚支援学校出前授業

本日の3・4校時に、3年生は視覚支援学校の先生をお招きして出前授業を行いました。

 

2つのグループに分かれ、それぞれ体験活動を行いました。

1つめのグループは、目が見えない人を誘導しながら歩く体験です。

目が不自由な方は、①白杖を使って自分自身で歩く場合、②盲導犬の助けを受けて歩く場合、③目が見える人に誘導してもらって歩く場合の3つのパターンがあるとのことで、今回は③を体験しました。

2人1組になって、教室から2階の職員室まで行って戻ってくるという体験を行いました。

アイマスクをして、全く見えない状態で歩くのは、いくら誘導があっても怖いですし、誘導する方もどうしたら安全に誘導できるか悩んでいたようです。

もう一つのグループは、弱視について学び、視野が狭くなるゴーグルをつける体験をしました。

視野が狭いと、教科書を読んだり、普通に歩くことも大変だったようです。

 最後に、質問コーナーでいろいろな疑問に答えていただきました。中でも印象的だったのは、「目が見えないことでよかったことはありますか」という質問に「人を見た目で判断しないことは、メリットだと思います。」というお話でした。

講師の先生は、目が見えないことを悲観しすぎることもなく、いろいろな面で前向きに物事を捉えているのが,何よりも素晴らしいと感じました。

お忙しい中、貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。