こんなことがありました。

「絶滅危惧動物?」ちょっと考えてみよう!

 今日は、月に1度の読み聞かせの日。今月は、1・2年生が対象です。

 毎回、子どもたちのために「本」を選び、紹介してくださるボランティアグループ「ハーモニー」の皆さん。今日も、1・2年生にぴったりの本を読んでくださいました。

 中でも、特に印象に残った1冊を紹介します。

題名は、「パンダくん パンダくん なにみてるの?」

パンダくん パンダくん
ジャイアントパンダくん
なにみているの?

ハクトウワシを みているの
ほら、ばさっ ばさっ と
とびたつよ

 子どもたちは、「次にでてくる動物は、何を見てるのかな?」と聞き入っています。

 この絵本に登場するのは、なんと、すべて絶滅のおそれがある野生動物たちでした。ほかにも、私たちになじみ深いシロヅル、アオウミガメのほか、クモザル、クロアシカなど、全部で10種類の動物がでてきました。

 読み終わったあとに、「動物好きな作者と画家のふたりが、未来をになう子どもたちに、本を通してこれらのユニークでうつくしい動物たちのことを知ってほしい、という思いをこめてかいたそうです。」との解説を聞きました。

 動物たちがそれぞれの生きてきた環境で、これからも生きられますように! そんな願いがこめられているのかもしれませんね。

 身近な絵本を通して、「考える」チャンスをいただいている読み聞かせ活動。

 次に出会える「本」は、どんなテーマでしょうか。楽しみです。