こんなことがありました。

読書の秋!

今日は読み聞かせボランティアの方をお招きし,5・6年生に読み聞かせをして頂きました。

 

5年生は「クマと少年」という話を読んで頂きました。

かあさんのおっぱいをいっしょに飲んで、本当の兄弟のように育てられた少年とクマのキムルン。

いっしょに野の花で遊び、虫や魚をおいかけた。

キムルンが大きくなった頃、アイヌの人々にとっての最高神であるクマを天に帰す儀式、イオマンテがやってきて......。

山の神クマとアイヌの少年をめぐる壮大ないのちの物語。

子どもたちはその行く末がどうなるのか確かめるように,最後までしっかりと聞き入っていました。

 

6年生は2冊の本を読んで頂きました。

「わたしのやま」

山の世界を,羊飼いとオオカミ両者の視点から捉えて書かれたお話。

書いてある文章は同じなのに,浮かび上がってくる景色は違って見える。

単純に善と悪だけでは語れない世界が描かれていました。

 

「どんな感じかなあ」

主人公の友だちのまりちゃんは目が見えない。見えないってどんな感じかなぁ。試しに目をつむってみると…。

色々な人の立場を想像をめぐらせて経験していく絵本です。

「わぁ!」「なるほど!」読み聞かせ中に思わず声が出るほど,本の世界に引き込まれていました。

 

読書の秋です。寝る前に少し、本の表紙を開いてみてはいかがでしょうか・・・?