こんなことがありました。

五色沼見学学習

 今日は、5・6年生が総合的な学習の時間「磐梯町の自然を紹介しよう!」で、五色沼湖沼群の見学に行きました。五色沼湖沼群は、1888年7月15日に磐梯山が噴火して山体の北側の小磐梯が山体崩壊を起こしたことによりできたものです。今日は、あいにくの雨。残念・・・いいえ、めったに経験できない『雨の五色沼』を存分に堪能した時間でした。

 雨のウイークデイ、観光している人もほとんどなく、聞こえるのは山鳥の声と雨の音。しめった空気の中、圧倒的な自然の中を歩く気分は普段は味わえないものです。檜原湖から出発して、エメラルドグリーンの青沼が見えてきた時には、その美しさに子どもたちから歓声が上がりました。磐梯山が噴火した後、荒れ地になったこの土地に、遠藤現夢が私財を叩いて植林を始めたのがきっかけで現在の姿になったそうです。

 いろいろな生き物との出会いもありました。歩いていると、大きなカエルが!「かわいい!」「気持ち悪い!」と反応が分かれましたが、こんなに大きいカエルに出会えるのも、ここだからですよね。帰り際、駐車場まで歩いてきた時には、ニホンザルの姿があちらこちらに見られました。電線を歩いていたり、木に登っていたり、道路を横断していたり。早くバスに乗らなければならないことを忘れてしまうほど、子どもたちは大喜びでした。