磐梯町幼小中一貫教育全体構想図

 めざす子ども像、幼小中一貫教育の目標は、出口である磐梯中学校の目標と同じです。この姿を具現化するために、幼小、小中等の連携を図りながら、6つの重点項目に力を入れた教育を推進します。

磐梯町幼少中一貫教育全体構想図

 

磐梯町幼・小・中一貫教育とネウボラ構想

 「ネウボラ」とは、フィンランド語で【相談する場】という意味で、子育ての悩みを持つ親や家族が気軽に相談に行く場所です。フィンランドでのこの支援は、子どもが小学校に入学するまでですが、「磐梯版ネウボラ」は、中学校卒業まで相談・支援体制を継続します。つまり、妊娠から義務教育終了まで、町の全ての子どもを対象にして、一人一人の子どもの成長にしっかりと寄り添うことに特徴があります。その概要を表したものが、この「磐梯町幼・小・中一貫教育とネウボラ構想」です。

磐梯町幼・少・中一貫教育とネウボラ構想

磐梯プリスクールプラン

 幼稚園から小学校へのつなぎを円滑にするためのプランです。就学前に育てたい6つの資質・能力を意識して指導に当たります。そのために幼稚園ではアプローチカリキュラムを、小学校ではスタートカリキュラムを工夫しています。

磐梯プリスクールプラン

磐梯ステップアッププラン

 小学校から中学校へのつなぎを円滑にするためのプランです。同じ中学校に入学する子どもたちなので、めざす子ども像は一小、二小で共通のものです。具体的に育てたい8つの資質・能力を示しています。

磐梯ステップアッププラン

ばんだいっこのルール

 小学生と中学生が一緒に話し合いをして決めたルールです。自分たちのために自分たちがルールを決める、というところに価値があります。厚紙に印刷して各家庭に配りました。家族全員が意識してほしいと思います。

ばんだいっこのルール

姉妹都市オリバー市(カナダ)との国際教育交流

トーテムポール

 磐梯町は、昭和63年4月にカナダ国オリバー市と姉妹都市を締結して以来、17年の歳月が流れ、この間多くの親善交流と教育交流事業を行ってきました。

 うつくしま未来博のカナダ館に展示してあったトーテムポール(サンダーバードとキラーホエール)がカナダ国オリバー市と国際交流を進めている磐梯町に寄贈されることになりました。

 トーテムポールは、国際交流を進める磐梯町のシンボルとして中央公民館前に設置されました。

■平成19年度「第9回磐梯町国際教育交流受入事業」

 平成19年3月22日から26日にかけて、カナダ国オリバー市を含む第53学区の生徒5名と引率者2名の訪問を受けました。

■平成17年度「第8回磐梯町国際教育交流派遣事業」 5人の「ラストサムライ」オリバー滞在記

オリバー市

 平成17年8月2日から11日までの期間、齋藤教育長を団長とし、磐梯中学校の生徒5名と随行者2名が姉妹都市であるカナダ国ブリティッシュ・コロンビア州オリバー市に派遣されました。

 派遣された生徒たちは、7月に受け入れをしたオリバー市生徒の家庭にホームステイをしました。生徒たちはホストファミリーとの交流や雄大な大自然の中での活動を通して、お互いの生活習慣や文化の違いを体験し、お互いの考え方、生き方の理解を深め、心の成長を図ることができました。